すがまるの小屋

｢あなたを　想う｣

｢あなたを　想う｣



今ごろ仕事してるんだな

今日はメールがなかった

やっぱり　少し寂しかったよ

言えないけどさ

だって　忙しいもんね

寂しいなんていうとキレるもんね

俺の立場も考えろ！　って

わかってるよ

俺が頑張るしかないからね　って言葉を聞いたとき

その表情を見て　よくわかったから　だから　言わない

寂しいのだって　我慢する

我慢できる　それが　あなたのためなら


一日中　考えてるよ　あなたのこと

頭から離れない

今何してるんだろう　とか

まだ寝てるかな　とか

ちゃんと食べたかな　とか

疑うとか　信じるとか　そんなことじゃなくて

ただ　心配だったり　純粋に気にかけてるだけだと思う

今はね

いつだって不安だし　猜疑心と嫉妬が　心の中にあったけど

今だってないとは言い切れないけど

疑ったからって嫌いになれるわけじゃない

信じなかったからって　楽になれるわけじゃない

だからって　心から信じられるわけもない

だったら　もうどっちでもいい　そんなこと

ただ私は好きなんだから　それでいいって

そう思うことにしたんだ

何が嘘でも　何が真実でも

私が好きなあなたは　本物だよ

本当のあなたを好きなんだ

根拠のない自信だけど

いいところも　悪いところも　みんなひっくるめて

愛してるから

本当に　大切だから


会いたくなったら　あなたの好きな香りを

寂しくなったら　あなたの好きな歌を

せつなくなったら　あなたの写真を

それでも　どうしても耐えられなくなったら

その時は　ひとりで泣こうか


私の想う　何分の一かでも　あなたが私を想ってくれていたら

どんなにか　嬉しいのに

せめて　今日だけ　夢に出てきてくれないかな